一期一会

 

一生は、一期一会の積み重ね、集合体だと思います。

 

長年、場の運営をしておりますと、本当に不思議だなあと思わされることがあります。

 

例えば、地域のサークル活動。

 

私は、自主性を大切にしているので、練習への参加・不参加は皆さんの意思にお任せしています。

 

そうすると、皆さんはご自身の都合、体調、その日の気持ちと相談して、お越しになられます。実は、その段階で、もうヨーガの練習は始まっているのです。

 

ご自身で「決めて」参加されることが、良い効果をもたらします。だから、その時々、参加人数も、お顔ぶれも少しずつ異なります。

 

お久しぶりの方が「すみません」と言って下さることがありますが、この場はいつでもご自身のために帰って来られる場所だと思って下さい。何にも気にすることはありません。

 

それでも、いつも持ち歩くバインダーに、参加者リストの用紙がいっぱいになったら、整理せざるを得ません。しばらくお越しじゃない方の分を違うファイルに移すことがあります。そんな時に限って、その方から参加のご連絡を頂くので、「意識は飛んでいくのかも知れないな」とも思っています。

 

参加者が少ない日は、ちゃんとその方々のための内容になります。本当に、上手い運びになっているものです。

 

逆に、「どうしたのかな。今日はたくさん人が集まる日だな」という不思議な流れを感じる日もあります。そんな時も、ちゃんと意味が在ります。

 

私は基本的に、皆さんが暮らしの中で、ヨーガをできるようにお伝えしていますが、人の輪の中で練習することも素晴らしい学びになると知っています。

 

どれだけ人数がいても、自分という存在に集中できるか……これは、集中力を養うのに大変良い練習になります。自分に集中することは、我儘に振舞うこととは異なります。自分の世界を尊重することで、まわりの人の世界も同じように尊重できるようになるのです。マットの上の実体験は、マットの外の世界(暮らし)にも波及します。

 

毎回が、一期一会の素晴らしい機会です。私は全身全霊でお伝えします。

 

その積み重ねが、時々、新たなるご縁を頂けたり、個人的なご感想を頂けたりして、私への「答え合わせ」が返ってきているように感じております。

 

皆さんとの響き合いが、どれだけ、私の生きる活力となっていることでしょう。

 

いつも本当にありがとうございます。

 

 

朝霧カタツムリ