余白がもたらすもの

 

毎年5月から、秋の入り口ぐらいまで、大蔵海岸でヨーガをしています。

 

お天気とにらめっこが続いて、6月最後の日曜日が初回となりました。

 

海岸はもう夏。波と戯れる人たちがたくさん。

 

家族連れ、中高生の姿を多く目にしました。海はひとを笑顔にしてくれますね。みんないい笑顔でした。青春っていいなあ!

 

 

その昔はテトラポットエリアだったのに、今や東の湘南、西の明石と呼ばれるようになったとか?

 

遠くには、ビーチスポーツをしている姿、犬のお散歩をしている姿も見られます。時々、歌声や楽器の音が聴こえてくることもあります。

 

おなじ時間を、おなじ海岸で、それぞれが自由に楽しんでいる……その空気感がたまらなく好きです。

 

小さな世界でこちゃこちゃしたことを考えてるのが、馬鹿らしく感じます。

 

空と海が、いつも大事なことを教えてくれます。

 

 

身体をここに運んで、ただいるだけで、癒されるのです。

 

 

今日は小学一年生も来てくれました。お母さんが自然の中でヨーガをして、静かに、穏やかに過ごしている姿を見て、彼は大好きな人がどんなものを大切にしているかを肌で感じていると思います。

 

彼が実際にヨーガをしなくて、そばにいるだけでも、エッセンスは伝わるものなのです。

 

 

今日のヨーガも、ほとんどいつもと変わらない内容だったけれど、特別穏やかだったような気がします。

 

詰め込み過ぎず、余白があり、ひとつひとつをゆっくり味わうことは、今という時代を生きている私たちにとっては、生き物として重要な目覚めを起こすかも知れません。

 

今、自分が何を感じているのか……それに、気づくきっかけとなれば、幸いです。

 

帰り道、ピンク色に染まった空気の中を、みなさんとおしゃべりしながら、砂浜を歩いている時間も楽しかったです。

 

また、一緒に海のヨーガをしましょうね。

 

 

朝霧カタツムリ