インスピレーションを受け取る

 

「2024年に向けて、インスピレーションを受け取るYoga」を開きました。

 

イベント共催者の石塚順子さんは、学生時代の友人です。私が明石に戻って来てから、偶然に出逢うことが重なって、この数年は特に親しくしています。

 

仲良しグループではなかったけれど、波長が合う人でした。あの頃の私たちに「未来のあなたたちは講座をいっしょに開くよ」と教えてあげられたら、信じられなくて大笑いしたと思います。

 

人生を歩んでいくうちに、私はヨーガの先生となり、彼女は占い師になっていました。ふたりとも精神世界に興味を持ち、自己探究の末、こうなったということです。

 

私たちはよく精神世界のことを語り合いますが、それと同時に、とても現実的な人間でもあります。共通しているのは、ヨーガにも占いにも「依存させない」ことを大事にしている、というところです。

 

ヨーガであっても、占いであっても、自分を知るきっかけになります。実は、他の何であってもそうなり得ます。「気づき」を得ることです。そして、その気づきを以て、自分の内側を観るということなのです。

 

 

 

この日、お集まりになった人たちには、私たち二人を含めて共通点がありました。それは、ある一人の女性を通して繋がっているということでした。

 

その方は、今年の7月にお亡くなりになっておられるので、本当に不思議なご縁でした。天国にいる彼女の導きで、こういう顔ぶれになったのかも知れません。はじめの自己紹介で、彼女とどんな関係であったのかをそれぞれにお話してもらうことにしました。

 

ある人は彼女の弟のような存在。ある人は彼女にいつも家に来てもらって、人生の色々な話をしながら、ネイルをしてあげていたそうです。私は彼女とはヨーガの同志。順子さんは彼女を占っていたという関係でした。

 

彼女を偲ぶ会のように始まりましたが、この会のそもそもの目的に立ち返り、それぞれのヨーガをして、自分の内側と深く繋がり、この一年どんな年であったかを問いかけ、内側からわき起こる感覚を「ゆく年の漢字」にしたためてもらいました。

 

そして、また静けさに戻り、ヨーガを続けて、最後の屍のポーズを長く取りました。新しく「くる年」に対し、胸を開いて横たわり、受け取ったインスピレーションを漢字一文字として表して頂きました。

 

インスピレーションは、特別な能力のある人だけが受け取れる、というわけではありません。「○○な気がする」ってこと、皆さんはありませんか。外側の騒がしい情報にばかり、耳や意識を傾けていてはなかなか「内なる声」は聞こえてきません。でも、ヨーガをした後、あなたの中に拡がる静けさを味わっていると、他の声色とは違う、「大切にしなくちゃ」と思えるような声が聞こえてくるでしょう。

 

カンの鈍った状態では、うまく人生を歩くことなんてできやしません。まわり道のように思えるかもしれませんが、ちょっと立ち止まって、深呼吸して、内なる静けさと繋がってみてくださいね。その方が、ずっとバランスの取れた人生が送れます。

 

 

ヨーガのあと、占いは一対一で、タロットカードで行われました。

 

そして、最後にみんなでお茶とシュトーレン、黒豆煎餅を囲んでおしゃべりを楽しみました。

 

インスピレーションで受け取った、それぞれの漢字をシェアし合い、自然に拡がる話題の中で、親睦を深めていきました。みんなの共通の友だちが繋げてくれたご縁に、心から感謝です。

 

順子さんが出雲大社から頂いた「紅白のご縁の糸」をみんなに分けてくれました。彼女はいつも優しくて楽しくて、一緒にいるとあったかい気持ちになれます。(だいたいはお互いにしょうもないことを言い合って笑っていますが)

 

 

おひとりが熊本の甘い蜜柑をさげて持ってきてくれたので、おやつタイムが賑やかになって嬉しかったです。

 

解散した後、私も順子さんに占ってもらいました。心の内を見抜かれたように当たっていて、驚きました。そんなこと、誰にも言っていないのにな。

 

やっぱり、見えないものとも繋がっていて、そのカードを引かされるんだな、と思いました。

 

こんなことを聞くと、「怖い」と思う人がいるかも知れませんが(笑)、彼女の明るさと優しさ、誠実さを心から信頼しています。

 

新しい年、2月3日(土)も開催予定です。ヨーガもたっぷり行います。美味しいおやつもありますよ~。ぜひぜひ、お越しになってみてくださいね。

 

 

朝霧カタツムリ

 

 

これは今回のもの。2月3日のポスターができ次第載せますね。お楽しみに(^-^)