まるちゃんカフェ(環境について)

 

明石市のタウンミーティング、「まるちゃんカフェ」に参加してきました。

 

まるちゃんとは、明石市長「まるたにさとこ(丸谷聡子)」さんのことです。

 

今春より、新市長として就任された丸谷さんは以前から市民派で、直接市民と対話することを大切にしておられました。

 

市長となられてからも、月一度ぐらいのペースでタウンミーティングを開いています。

 

これまで「障害者」「子育て」「高齢者」、夏は小・中学生の「こども会議」、高校生世代~20代の「若者会議」という風に、各回テーマを設けられていました。

 

いつか参加したいと思っていましたが、第6回目のテーマが「環境~ごみ減量~」でしたので、迷わず申し込みをしました。

 

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会場には60人ほどが集まっていました。

 

縁あってグループになった方々と輪になり、みんなの膝の上に、軽いボード状の円卓をのせて、テーブルにします。そのテーブルはテーマに沿ってみんなで話し合った内容や気づきを、それぞれが書き込めるボードになっています(写真)

 

 

 

今回のテーマは、丸谷市長が提案されたものではなく、環境課の職員たちの「市民の皆さんに直接意見を伺ってみたい」という申し出から、実現したそうです。

 

各グループの話し合いの前に、まず環境課の職員さんから、明石市が抱える環境問題の一つについて、現状説明がなされました。

 

全国の市町村と同様に、明石市でも、ゴミ処理施設が老朽化しており、そう遠くないうちに、新しい施設建設を考えなければならないそうです。大きな施設を作るにはコストがかかるため、それよりもまず市全体でゴミを減量する努力が必要とされています。

 

それには、市民の理解と協力が必要不可欠ですよね。

 

私は、個人でも団体でも、ビーチ&タウンクリーンをしているので、頭を抱えたくなるような状況に直面する経験をしています。

 

今回参加するにあたって、限りある時間の中でしっかりと伝えたいことがあったので、要約したものを事前準備していましたが、その中でも、問題として挙げていたのが「市民の意識をどう変えていくか」でした。

 

同席した皆さんは、「初めまして」の方々でしたが、「環境」について関心のある方ばかりなので、話は大いに盛り上がりました。やはり「市民の意識」については、同じ考えをお持ちでした。「無関心」は問題解決の大きな壁になってしまいます。

 

丸谷市長、副市長、市の職員の方々は、各テーブルをまわって、市民と直接やり取りをされていました。私たちの意見にしっかりと耳を傾けて頂いたという実感がありました。

 

 

最後に、各テーブルの一人が話し合いの内容をまとめて、全体にシェアしました。(写真)

 

自分が暮らす街をより良くしたい。。。みんなのこころの根底に共通の願いがありました。

 

いろいろな世代、いろいろな立場の人たちが同じテーブルを囲んで、ひとつのテーマについて話し合うことは、とても刺激になりました。参加者の中には中学生もいて、毎日出される給食の食べ残し問題に言及していました。

 

大人はもっと真剣に考え、行動する責任があります。それと同時に、柔らかいハートを持った子どもの頃から環境について考える機会を設けることが、未来の社会を創ることに繋がるようです。ある市内の小学校では、登下校の際、袋を持って通学路のゴミを拾っているという話でした。子どもの姿を見習いたいですね(涙)

 

また、別のテーマの「まるちゃんカフェ」にも参加してみたいです。皆さんも、いかがですか(^-^) 世界を観る角度が変わりますよ。

 

 

朝霧カタツムリ