自分では気づかないこと

 

最近、私も含めどんな人も、自分では気づけていないことがあるんじゃないかしら、と思っています。実は、とても深い深いところで、壊したくなくてぎゅっと握りしめているものや、大丈夫なつもりでも大丈夫じゃないことを持ち続けているんじゃないかしらと。

 

そういう時、こころのことが身体にも毒となって、いのちが反応するような気がするのです。

 

頑固だったり、頑張り過ぎていたり、我慢していたり。。。

 

でも、自分では「仕方のないこと」を理由に挙げて、今いる舞台から降りないのです。

 

そんなことを想うようになって、私自身、より自然体であることを心がけるようになりました。

 

時代は今、表面的には何事もなかったように、明るく前へ進んでいるように見えるけれど、私にお話してくれる人たちは、何らかの痛みや苦しみを抱えているように思います。でも、それは、むしろ「気づけて良かった」ことばかりです。

 

大切なのは、毎日それなりに過ごせているようでも、ちょっと立ち止まり、自分に「本当に大丈夫なの?」と聞いてあげたり、「休む・辞める・引き返す」を許してあげたり、抱えている感情を安心できる関係性の中で分かち合うことです。

 

そして、焦らずに時間をかけることが大切です。

 

何だって一足飛びには解決しません。「解決しよう」と力むことも無理があります。でも、向き合わないよりは向き合ったほうが良いんです。そんなこんなを膝を突き合わせて、お付き合いさせて頂いています。

 

それは、私にとっても、本当に有り得がたいことです。

 

皆さんのプライバシーはお守りします。どなたも安心してお越し頂ければ幸いです。

 

 

朝霧カタツムリ

 

(写真は明石漁港)