さようなら。でも、だいじょうぶ。

 

およそ七年、地域のヨーガサークルに参加して下さっていた方が、生まれ故郷である石川県へ戻られることになりました。

 

ご友人に誘われたのをきっかけに、神戸から電車に乗って、そして朝霧駅から近いとは言えない場所にもかかわらず、ずっと通って下さいました。

 

はじめは、毎週のように。そして、隔週になり、無理のない範囲で月に一度ぐらいのペースで.......。

 

だんなさまとご一緒にプライベートヨーガを受けて下さったり、私も手作り石鹼のレシピを教えて頂いたり、七年分の思い出がたくさんあります。

 

すぐお会いできる距離ではなくなりましたが、「だいじょうぶ」と思えるのは、ヨーガの学びを共にしてきたからです。

 

最後の練習日にお伝えしたことは、「私たちはおなじところから吸う息を受け取って、おなじところへ息を返している」ということです。どんなに遠くに離れていても、私たちは繋がっているのです。

 

その意味を彼女はじゅうぶんにご存知ですし、ご自身を整えるためのプラクティスもすでに身についておられます。

 

引越し直前のお忙しいときに、最後の最後まで会いに来て下さって、ほんとうに嬉しかったです。

 

明石時間を共にしていただいて、ありがとうございました。あなたの町であなたの時間の中であなたのヨーガを続けてくださいね。

 

いつもおふたりのお幸せをお祈りしております。

 

心を込めて。

 

朝霧カタツムリより